Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache HTTP Server 2.4.39」が公開 - 脆弱性6件を修正

Apache HTTP Server Projectは、6件の脆弱性に対処した「Apache HTTP Server 2.4.39」を公開した。

今回のアップデートは、より高い権限でコードを実行されるおそれがある「CVE-2019-0211」など、6件の脆弱性を修正したもの。

「CVE-2019-0211」にくわえ、Digest認証において別のユーザーで認証されるおそれがある「CVE-2019-0217」、クライアント証明書によるアクセス制御をバイパスされるおそれがある「CVE-2019-0215」については、脆弱性の重要度が4段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

そのほか、脆弱性の重要度が4段階中もっとも低い「低(Low)」とされる3件の脆弱性「CVE-2019-0196」「CVE-2019-0197」「CVE-2019-0220」を修正した。

(Security NEXT - 2019/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開