75%がAI活用セキュリティツールを導入検討、一方利用者6割は「導入の意味知らず」
企業のIT幹部の75%が、2019年にAIや機械学習を活用したセキュリティツールの導入を検討している一方、70%がAIや機械学習に「抵抗を感じる」と考えていることがわかった。
ウェブルートが、2018年11月26日から12月5日にかけてインターネット調査を実施し、結果を取りまとめたもの。企業の情報システム部の幹部200人が回答した。
2019年にAIや機械学習を活用したセキュリティツール導入の増加を検討している企業は75%。こうしたセキュリティツールを利用することで組織の安全性が向上すると82%が考えているという。また60%は、セキュリティツールの導入検討時、AIや機械学習を活用しているかどうかを重視すると答えた。
一方、AIや機械学習を活用したツールを利用してはいるものの、どのような意味を持つか「よくわからない」と答えた割合は61%と半数を超え、さらに70%は機械学習に対して少なからず抵抗を感じると回答している。
(Security NEXT - 2019/04/08 )
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