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「Apache Tomcat」に脆弱性、サービス拒否のおそれ

Javaサーブレットの実行環境である「Apache Tomcat」において、サービス拒否に陥る脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトウェアにおける「HTTP/2」の実装に脆弱性「CVE-2019-0199」が含まれることが明らかとなったもの。ストリーム処理に問題があり、スレッドの枯渇によってサービス拒否に陥るおそれがある。脆弱性の重要度は「重要」とレーティングされている。

同脆弱性は、2月にリリースされた「同9.0.16」「同8.5.38」で修正されており、開発チームはこれらバージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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