Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

薬事日報が改ざん被害、閲覧でウイルス感染の可能性

医薬品関連情報を配信する薬事日報社のウェブサイトが不正アクセスにより改ざんされていたことが判明した。現在運用を停止している。

同社によれば、4月17日6時ごろに不正アクセスがあり、外部サイトへ誘導するよう改ざんされたという。同日6時から19時半にかけて閲覧した場合、ウイルスへ感染するおそれがあった。同社では、個人情報の流出や同社が運営する会員制サイト「YAKUNET」への影響については否定している。

同社では、原因の調査や不正アクセス対策、運営体制の見直し、サーバの移行など対策を実施するため、ウェブサイトの提供を停止。また問題の期間にウェブサイトを閲覧した利用者に対して、ウイルスの検索を実施するなど対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2009/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
予約サイトで個人情報流出の可能性 - 医学製薬関係者向け旅行会社
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
サイトが改ざん被害、オンラインカジノへ誘導 - 東京外大
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト