Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

新薬の安全性定期報告書が所在不明 - 医薬品医療機器総合機構

医薬品医療機器総合機構は、企業から提出された新薬の安全性定期報告1冊が、所在不明になっていることを明らかにした。

同機構によれば、企業が提出した新医薬品の安全性定期報告について、1月7日に紛失していることが判明したもの。

報告書は、審査業務部で受け付け、再審査を担当する部署へ配布。その後再び審査業務部で保管することとなっており、職員専用のIDカードがなければ入室できない執務室が保管場所として指定されていたという。

問題の報告書には、企業の担当者数名の氏名と役職名が記載されていた。報告内容は新医薬品の再審査に活用され、内容そのものは公表されるものだとしている。

紛失判明後、機構内の捜索を行ったが発見できず、警察へ紛失届を提出。同機構では対象となる企業に対し、説明と謝罪を行っている。引き続き報告書の探索を続けるとともに、保管方法を施錠管理するロッカーへ変更した。

(Security NEXT - 2019/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局