Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco ASAソフトウェア」に権限昇格のおそれ - アップデートが公開

Cisco Systemsのセキュリティアプライアンス「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」のソフトウェアに権限昇格の脆弱性が含まれていることがわかった。

ウェブ管理機能を有効化したCisco ASAソフトウェアにおいて、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2018-15465」が明らかとなったもの。重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」。

ユーザー認証に問題があり、本来権限がない利用者によって設定ファイルを取得されたり、機器に対してソフトウェアイメージのアップロードや置き換えが可能になるという。

同社では、脆弱性へ対処したアップデートを用意。利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意