Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」向けカレンダープラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Event Calendar WD」に脆弱性が含まれていることがわかった。

「同1.1.21」および以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-16164」が存在。

脆弱性を悪用されると、ログインしているユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがあるという。

同脆弱性は、東京電機大学の北岡佑太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性が修正された「同1.1.22」が開発者よりリリースされている。

(Security NEXT - 2018/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を