Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Joomla」に5件の脆弱性を解消したセキュリティアップデート

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla」の開発チームは、セキュリティリリースとなる「Joomla 3.8.13」をリリースした。

今回のアップデートは、無効化したフォームよりメール送信されるおそれがある脆弱性「CVE-2018-17859」や、管理者によって任意のコードが実行可能となる「CVE-2018-17856」を修正。

さらに「CVE-2018-17858」にともなうクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)対策への強化など、あわせて5件の脆弱性へ対処した。いずれも重要度は「低(Low)」とレーティングされている。

同グループでは、最新版となる「Joomla 3.9」やプライバシーツールスイートを近く公開する予定だが、利用者が同バージョンへアップグレードする際、サードパーティの拡張機能などテストする時間を確保できるよう、今回の修正を実施したと説明。利用者にできる限り早く「3.8.13」へアップグレードするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も