Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

前版より約10日、「Ghostscript」が再修正 - アップデートを強く推奨

「Ghostscript」の最新版となる「同9.25」がリリースされた。前回のアップデートで生じた不具合や追加の修正などを行っており、アップデートが強く推奨されている。

同ソフトウェアは、「PostScript」や「PDF」などの出力に利用されるオープンソースのインタープリタ。「-dSAFERオプション」が回避される脆弱性「CVE-2018-16509」が判明し、9月3日に「同9.24」が公開されている。

今回のアップデートは、前回のアップデートで生じた不具合へ対応したほか、公開済みや潜在的な脅威なども含め、複数のセキュリティに関する問題に対処。また複数のバグについて修正を行った。

同ソフトを提供するArtifex Softwareでは、今回判明した問題に対処するため、最新版へアップデートすることを強く推奨している。

(Security NEXT - 2018/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ