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「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」をタイに設立 - 各国関係者が「CYDER」受講

総務省は、タイのバンコクに「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」を設立した。開所式は9月14日にバンコクで開催する予定。

同センターは、2017年12月にカンボジアで開催された日ASEAN情報通信大臣会合の合意に基づき設立するもので、ASEANにおけるサイバーセキュリティの能力向上を支援する取り組みの一環。

日本政府が拠出する「日ASEAN統合基金(JAIF)」を通じた財政的支援により、タイのETDA(電子取引開発機構)が、ASEAN域内のサイバーセキュリティ能力向上を支援する人材育成プロジェクトを実施する。

今後は、同センターにおいて、ASEAN各国の政府機関のサイバーセキュリティ担当者が、サイバー防御演習「CYDER」など受講し、対応能力の向上を図る。

(Security NEXT - 2018/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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