「Chrome 69」がリリース、セキュリティに関する40件の修正を実施
「Chrome」の開発チームは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けに複数の脆弱性ヘ対処した最新版ブラウザ「Chrome 69」をリリースした。
今回提供を開始した「Chrome 69.0.3497.81」では、機能強化にくわえ、セキュリティに関する40件の修正を実施した。
セキュリティチームでは主要な脆弱性として23件をピックアップ。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」の脆弱性は含まれていない。
ついで重要度が高い「高(High)」とされる脆弱性は8件を修正。域外のメモリに書き込みが可能となる脆弱性「CVE-2018-16065」をはじめ、インテグラオーバーフローや解放後メモリへのアクセス、域外のメモリ処理に関する脆弱性へ対応した。
また「中(Medium)」の脆弱性13件や「低(Low)」の脆弱性2件をあわせて解消している。
(Security NEXT - 2018/09/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
