不正アクセスによる情報流出、件数を訂正 - 日本がん治療認定医機構
日本がん治療認定医機構の委託先が運営するシステムが不正アクセスを受け、がん認定医のメールアドレスとパスワードが流出した問題で、同機構は調査結果を受けて被害件数について訂正した。
がん治療認定医の変更届システムが、複数回にわたって不正アクセスを受けたもの。2月22日に、認定医の所属先から情報流出の可能性について指摘があり、問題が発覚。4月に外部へ調査を依頼していた。
同機構では当初、2007年10月10日から2018年2月22日にかけて、同システムで情報を登録または変更した認定医最大2万1563人分のメールアドレスとパスワードと説明。
今回の調査で2017年6月初旬から2018年2月22日にかけて、複数回にわたり情報流出していたことが判明。流出した情報を2万4599人分、2万9678件のメールアドレスとパスワードであると訂正した。
そのうち5522件は、がん治療認定医ではなく、過去にセミナーまたは試験に申し込んだ一部関係者だという。
同機構では対象となる認定医や関係者にメールで報告するとともに、パスワードの使いまわしを行っている場合は、すみやかに変更するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/08/09 )
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