Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Knot DNS」にアップデート、複数脆弱性へ対処

権威DNSサーバ「Knot DNS」の新版となる「同2.7.0」が公開された。複数の脆弱性が修正されたとして、関係機関が注意を呼びかけている。

新版では、Mozilla Open Source Supportのセキュリティ監査を踏まえ、ライブラリやサーバにおける複数のセキュリティに関する問題へ対処した。

具体的には、インテグラオーバーフローや脆弱なRSAキーの受け入れ、ハッシュの衝突など、重要度が「中(Medium)」とされる脆弱性4件をはじめ、あわせて13件を修正した。

そのほか、機能の追加や互換性の強化など実施。また今回のアップデートを受け、日本レジストリサービス(JPRS)など関係機関でも利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正