「Knot DNS」にアップデート、複数脆弱性へ対処
権威DNSサーバ「Knot DNS」の新版となる「同2.7.0」が公開された。複数の脆弱性が修正されたとして、関係機関が注意を呼びかけている。
新版では、Mozilla Open Source Supportのセキュリティ監査を踏まえ、ライブラリやサーバにおける複数のセキュリティに関する問題へ対処した。
具体的には、インテグラオーバーフローや脆弱なRSAキーの受け入れ、ハッシュの衝突など、重要度が「中(Medium)」とされる脆弱性4件をはじめ、あわせて13件を修正した。
そのほか、機能の追加や互換性の強化など実施。また今回のアップデートを受け、日本レジストリサービス(JPRS)など関係機関でも利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/08/08 )
ツイート
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性