Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

人工呼吸器管理用タブレットが所在不明 - 岸和田市民病院

市立岸和田市民病院は、患者情報を含む医療機器管理用のタブレット端末が所在不明になっていることを明らかにした。

同院によれば、人工呼吸器を管理するためのタブレット端末が、7月9日より所在不明となっているという。

問題の端末には、7月6日時点における入院患者325人分や、2017年10月20日以降における人工呼吸器の装着患者165人分の情報を保存。氏名や生年月日、身長、体重、病名、主治医と診療科などが含まれる。

心当たりを探索したが発見されず、同院では、対象となる患者に対して、事情を説明し、謝罪する文書を送付した。

紛失した端末内のデータは暗号化されており、アクセスするには担当者のIDとパスワードの入力が必要だと同院では説明。端末内のデータについては1週間で自動削除されるしくみで、データの更新がなければ、7月13日14時前には削除されているとしている。

(Security NEXT - 2018/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大
個人情報含むUSBメモリ4本が所在不明、監査で発覚 - 静岡県