不正プログラムが設置、カード情報が外部流出 - 衣料品通販サイト
天然素材による衣料品の通信販売を手がける「evameva Online Shop」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が外部へ流出したことがわかった。
同サイトを運営する近藤ニットによれば、海外のIPアドレスよりウェブアプリケーションの脆弱性を突く不正アクセスがあり、不正なプログラムが設置されたという。3月7日から6月19日にかけてサイトのクレジットカード入力画面から入力された情報が外部へ送信されたと見られる。
期間中にクレジットカード決済を利用した顧客のクレジットカード情報最大358件が対象で、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。同画面で入力する情報以外の流出はなかったとしている。
6月19日にクレジットカード会社から決済代行会社を通じて指摘があり、問題が判明した。同社では、クレジットカード決済を停止するとともに、脆弱性の修正やセキュリティの強化を進めている。
(Security NEXT - 2018/08/01 )
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