Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MTAppjQuery」の旧版に脆弱性 - 使用ライブラリに起因

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Movable Type」の管理画面カスタマイズ用プラグイン「MTAppjQuery」の旧版に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が含まれているとして注意が呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、bit partが提供する同プラグインの旧バージョンに脆弱性「CVE-2018-0645」が含まれるという。

ライブラリ「Uploadify」の旧バージョンを利用していることに起因する脆弱性で、開発者からも2015年6月より注意が呼びかけられていた。悪用されると任意のファイルがアップロードされ、実行されるおそれがある。

「MTAppjQuery 2」以降は影響を受けない。「同1.8.1」および以前のバージョンを利用している場合は、ライブラリをディレクトリごと削除するよう、あらためて注意喚起が行われている。

(Security NEXT - 2018/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ