児童や保護者、通報者情報など含む児童虐待関連資料を一時紛失 - 滋賀県
滋賀県において、個人情報が記載された児童虐待に関する情報提供資料を、職員が児童宅を訪問中に一時紛失していたことがわかった。資料は住民により拾得され、2日後に回収されたという。
同県によれば、彦根子ども家庭相談センターの職員が、6月8日に児童宅を訪問中、児童虐待に関する情報提供資料3件を紛失したもの。
紛失した資料には、児童の氏名や住所、年齢、性別のほか、通報者の氏名、連絡先、児童との関係、保護者に関する情報などの通告内容、受付担当者の氏名など、11人分の個人情報が含まれていた。
1軒目と2軒目の訪問を終え、3軒目の児童宅を訪問する前に資料の紛失に気付き、訪問宅や周辺を探索したが発見できなかったという。翌9日、2軒目の訪問先付近で住民が拾得し、資料に記載されていた家庭に届けていたことが判明。10日に職員が資料を回収した。
同県では、拾得者や提供を受けた家族に第三者へ情報を提供していないことを確認。資料に記載されていた3家族に対し、事情の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2018/06/22 )
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