Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、6月の月例パッチをリリース - 脆弱性1件が公開済み、悪用は未確認

日本マイクロソフトは、6月の月例セキュリティ更新を公開し、CVEベースで50件の脆弱性に対処した。いずれも悪用は確認されていないという。

20180613_ms_001.jpg
アップデート情報を確認できるマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド

今回のアップデートでは、「Windows」や同社ブラウザである「Internet Explorer」「Microsoft Edge」のほか、「ChakraCore」「Office」および「Microsoft Office Services」などの脆弱性へ対処したもの。

脆弱性の最大深刻度を見ると、4段階中もっとも高い「緊急」が11件、次いで深刻度が高い「重要」が39件だった。

このうち16件に関しては、リモートでコードが実行されるおそれがある脆弱性。また「特権の昇格」「サービス拒否」「セキュリティ機能のバイパス」「情報漏洩」などの脆弱性に対処した。

(Security NEXT - 2018/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開