「VMware Workstation」「Fusion」に脆弱性 - アップデートで対応
「VMware Workstation」「VMware Fusion」に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。
「VMware Fusion」では、署名がバイパスされ、権限昇格が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2018-6962」が判明した。
また両製品において、NULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2018-6963」が存在しており、ゲスト仮想マシンにおいて限定的な権限を持つ攻撃者が、ゲスト仮想マシンのサービス拒否を引き起こすことが可能だという。いずれも重要度は4段階中2番目にあたる「重要(Important)」。
同社ではこれら脆弱性を修正した「VMware Workstation 14.1.2」「VMware Fusion 10.1.2」をリリースしており、アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/05/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Dellのストレージ製品「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性
ブラウザ「MS Edge」に関する脆弱性2件を解消 - MS
「SugarCRM」脆弱性 - 9年前の修正にCVE番号
前月の更新で脆弱性13件を修正 - Atlassian
「QNX SDP」の画像解析に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響