「Adobe Creative Cloud」デスクトップ版に3件の脆弱性
Adobe Systemsは、WindowsやMac向けに提供している「Creative Cloud」のデスクトップアプリケーションに深刻な脆弱性が含まれているとしてアップデートをリリースした。

WindowsやMacに影響する脆弱性3件が明らかになった「Creative Cloud」
SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2018-4991」をはじめ、3件の脆弱性に対処したもの。
「CVE-2018-4991」に関しては、重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」としている。
また入力された情報を正しく検証せず、権限の昇格が生じるおそれがある「CVE-2018-4992」や、検証パスが正しく設定されていない脆弱性「CVE-2018-4873」など、重要度「重要(Important)」の脆弱性が明らかになっている。
同社ではこれら脆弱性を解消した「同4.5.0.331」をリリース。適用優先度は3段階中2番目にあたる「2」としており、30日以内を目安にアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/05/09 )
ツイート
PR
関連記事
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開