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不正アクセスはVPN経由、社内チャットで情報収集か - マイネット報告

マイネットグループが運営するサーバがサイバー攻撃を受け、オンラインゲーム13タイトルのサービスが停止した問題で、VPN経由で侵入され、特権IDを用いて削除プログラムを実行されていたことがわかった。

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不正アクセスを受けたマイネットのウェブサイト

同社が取りまとめた中間報告で明らかになったもの。3月1日および同月3日の2回にわたり、同社グループ会社のマイティゲームスに対して不正アクセスがあり、同社グループが運営している13タイトルに障害が発生。復旧作業とともに社内調査を進めている。

今回の不正アクセスは、攻撃者が何らかの方法で入手したIDとパスワードを使用。VPN経由でアクセスしたものと見られている。

同月1日に発生した最初の攻撃では、同社グループのネットワークに侵入後、攻撃者は事前に入手したサーバの特権IDを用いてサーバにログインし、サーバ上のデータを削除するスクリプトを実行。

(Security NEXT - 2018/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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