Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSのMeltdown緩和パッチ、適用で権限昇格おそれ - 悪用は未確認

同脆弱性は、64ビット環境で「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」を利用している際に影響を受ける。すでに公開済みだが、悪用は確認されていない。

マイクロソフトでは、脆弱性に対処する「Windows kernel update for CVE-2018-1038」をリリース。セキュリティ機関などでも注意を呼びかけている。

インストールする影響を受けるパッチは以下のとおり。

20180330_ms_001.jpg
適用すると影響を受けるパッチの一覧(表:MS)

(Security NEXT - 2018/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を