「Drupal」がアップデートをリリース - XSS対策が不完全な脆弱性など修正
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。
「同8」「同7」において複数の脆弱性が判明し、アップデートの提供を開始したもの。
開発チームによれば、クロスサイトスクリプティング(XSS)対策が不十分であることが両バージョンに判明。さらに「同8」では、フォームにおいて権限の昇格が生じる脆弱性が明らかとなった。いずれも重要度は、5段階中2番目に高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
このほか、「同8」では1段階低い「中(Moderately Critical)」の脆弱性2件、「同7」に関しても2件の脆弱性を修正したほか、さらに1段階低い「低(Less Critical)」の脆弱性1件が含まれる。
開発チームでは、修正版として「同8.4.5」「同7.57」をリリース。最新版にアップデートするよう求めている。
(Security NEXT - 2018/02/22 )
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