「Apache Struts 2」の「RESTプラグイン」に脆弱性 - DoS攻撃受けるおそれ
ウェブアプリケーションフレームワークである「Apache Struts 2」の「RESTプラグイン」にDoS攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

DoS攻撃を受けるおそれがある脆弱性などが判明したApache Struts 2(画像:Apache Software Foundation)
同プラグインにおいて細工されたJSONリクエストを処理した際、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2017-15707」が明らかとなったもの。重要度は「中(Medium)」としている。
今回明らかとなった脆弱性は、同プラグインで古い「JSON-libライブラリ」が用いられていたことに起因。開発チームでは脆弱性を修正した「同2.5.14.1」をリリースした。
また「RESTプラグイン」が利用する「Jackson JSONライブラリ」にデシリアライズに関する脆弱性「CVE-2017-7525」も判明しており、同じく「同2.5.14.1」にて修正されている。
(Security NEXT - 2017/12/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因