Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「アカウントで利用規約違反」と不安煽る偽Amazonに注意

「アカウントが利用規約に違反する購入に利用された」などと不安を煽り、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が発生している。

20171027_ap_001.jpg
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

フィッシング対策協議会によれば、問題のメールでは、Amazonのサポートを偽装。「このアカウントは一時的に停止されました」「あなたのAmazonアカウントはセキュリティ上の理由でロックされています」といった件名で送信されていた。

本文では「情報を保護するためにアカウントを無効にした」などと説明。本文に記載したリンクから復旧作業などと称してフィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報やクレジットカード情報をだまし取る。

10月26日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正