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トレンドの「InterScan Web Security」に脆弱性 - ホットフィクスがリリース

トレンドマイクロが提供する「InterScan Web Securityシリーズ」の管理画面にコードインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。

「InterScan Web Security Virtual Appliance」や「InterScan Web Security Suite」の「静的ルート」設定画面において、任意のコードを実行されるおそれがあるコードインジェクションの脆弱性「CVE-2017-11396」が含まれていることが明らかとなったもの。

同脆弱性を攻撃するにためには管理画面へログインする必要があり、管理コンソールのパスワードが厳重に管理されており、外部から管理コンソールへのアクセスが制限されている場合、脆弱性の影響は限定的であると同社は説明している。

同社では、脆弱性を解消するホットフィクスをリリースするとともに、同脆弱性の周知を目的にJPCERTコーディネーションセンターへ報告。注意喚起が行われている。

(Security NEXT - 2017/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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