Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

緊急消防援助隊の派遣に関するPCが所在不明 - 消防庁

消防庁は、災害時対策用のノートパソコンが所在不明になっていることを明らかにした。

同庁によれば、中央合同庁舎内にある消防防災・危機管理センターに設置していたノートパソコンが、設置場所からなくなっていることが8月21日9時ごろ判明したという。

問題のパソコンは、災害時の緊急消防援助隊の派遣に関する業務で使用しているもので、総務省のLANとは接続していない専用端末だという。

職員の公用携帯電話番号1件、組織のメールアドレス1件、災害時に利用するシステムのアカウント情報3件が保存されていた。九州北部豪雨の際の緊急消防援助隊と消防庁との連絡事項なども記録していたが、被災者の個人情報は含まれていないとしている。

今回の問題を受けて同庁では、紛失したパソコンに含まれる携帯電話番号とメールアドレス、システムアカウントを無効化するなどの対応を進めている。

(Security NEXT - 2017/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
避難行動要支援者名簿が所在不明、差替時に判明 - 一関市
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金