2017年2Qの脆弱性届け出は269件 - ソフトウェア関連が2.6倍に
2017年第2四半期に情報処理推進機構(IPA)へ寄せられた脆弱性の届け出は269件だった。そのうち240件はソフトウェア製品に関する脆弱性で前四半期の約2.6倍へと増加したという。
同機構が、2017年第2四半期における脆弱性の届け出状況について取りまとめたもの。同四半期の届け出件数は269件で、前四半期の144件を大きく上回った。

届け出の内訳を見ると、ソフトウェア製品に関する脆弱性が240件で、前四半期の93件から約2.6倍に増加した。一方、ウェブサイト関連は29件で、前四半期の51件から減少。
届け出の受け付けを開始した2004年からの累計件数は、ソフトウェア製品が3767件、ウェブサイトが9564件。ウェブサイト関連の届け出が全体の約7割を占める状況に変化はない。
(Security NEXT - 2017/07/27 )
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