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「WordPress」用プラグイン「Responsive Lightbox」に脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Responsive Lightbox」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインは、dFactoryが提供するレスポンシブなデザインに対応した画像表示用プラグイン。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインにクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2017-2243」が存在することが判明したという。

脆弱性を悪用されると、ログインしているユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整。脆弱性を修正した「同1.7.2」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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