Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

文科省の「電子入札設定チェックツール」に脆弱性

文部科学省の「電子入札設定チェックツール」に脆弱性が含まれていることが判明した。修正版がリリースされている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトにおいて検索パスの指定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2225」が存在することが判明したという。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏が情報処理推進機構(IPA)に報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

「同1.1.0.0」で修正されており、同庁やセキュリティ機関では最新版を利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正
ホスティング管理ツール「Control Web Panel」にRCE脆弱性