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「VMware vCenter」にリモートよりコード実行が可能となる深刻な脆弱性

「VMware vCenter Server」にリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

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脆弱性を受ける製品とパッチ(画像:VMware)

同製品が、「AMF3」のメッセージを処理する際に利用する「BlazeDS」に脆弱性「CVE-2017-5641」が判明したことから、対処したもの。

カスタマーエクスペリエンス改善プログラム「CEIP」に用いており、信頼されていないJavaオブジェクトの逆シリアル化を行った際にコードを実行されるおそれがある。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

「同6.5」および「同6.0」に影響があり、同社ではそれぞれ脆弱性へ対処した「同6.5c」「同6.0U3b」を提供している。

(Security NEXT - 2017/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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