Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Trend Micro Control Manager 6.0」に複数の脆弱性 - パッチ2件で対応

トレンドマイクロ製品の連携を実現する「Trend Micro Control Manager 6.0」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

「TMCM」は、同社のエンドポイント、ゲートウェイなどセキュリティ製品から収集した情報をもとに連携を実現するセキュリティ製品。

同社傘下であるTippingPointのZero Day Initiativeが脆弱性を公表したもので、ZDIのアドバイザリによる識別番号ベースで49件の脆弱性が含まれるという。

脆弱性を悪用された場合、ユーザーによって任意のコードを実行されたり、SQLインジェクションの実行、サーバ上にあるファイルへアクセスされるおそれがある。

これら脆弱性への対応として、同社は42件の脆弱性へ対応した「TMCM 6.0 Service Pack 3 Patch 2」および、7件の脆弱性へ対応した「TMCM 6.0 Service Pack 3 Patch 2 Critical Patch」をリリースしている。

(Security NEXT - 2017/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開