Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Tomcat」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正

「Apache Tomcat」において、一部環境で通信内容が漏洩するおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

一部環境において、同一接続時に複数のリクエストの間で情報が漏洩したり、リバースプロキシを使用するサーバ環境で情報が漏洩する脆弱性「CVE-2016-8747」が含まれていることが判明したという。重要度は「中(Moderate:)」。

脆弱性は、ソースコードをリファクタリングした際に生じたもので、「同9.0.0.M15」から「同9.0.0.M11」 までと、「同8.5.9」から「同8.5.7」までが影響を受けるという。

開発チームでは、脆弱性を解消した「同9.0.0.M17」「同8.5.11」をリリースしている。

(Security NEXT - 2017/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正