クレカ情報狙う「偽Google Play」 - 「お支払方法登録のお願い」などとSMSで誘導
「Google Play」に見せかけ、クレジットカード情報をはじめとする個人情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

フィッシングサイトへ誘導するSMS(画像:フィ対協)
同協議会によれば、今回の攻撃ではショートメッセージサービス(SMS)を利用して偽サイトへ誘導。
フィッシングサイトで氏名や生年月日、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力させようとしていた。
3月15日の時点でフィッシングサイトの稼働を確認しており、テイクダウンに向けてJPCERTコーディネーションセンターが調査を行っている。
同協議会では注意喚起を行うとともに、類似したフィッシングサイトやSMSを発見した場合は、メッセージの画面キャプチャなど、情報を提供してほしいと呼びかけた。
同様の手口は、トレンドマイクロにより2月にも確認されており、SMSを利用したフィッシングであることから、「スミッシング」とも呼ばれている。2016年7月ごろより断続的に発生しており、2017年は1月中旬から攻撃が展開されているという。
(Security NEXT - 2017/03/15 )
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