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「Webmin」に複数のXSS脆弱性 - 1月初旬のアップデートで修正済み

ウェブインターフェースよりシステムを管理できる「Webmin」に複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにおけるエラーページの出力処理やデータベース編集機能にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2017-2106」が含まれていることが判明したもの。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整。1月7日に公開された「同1.830」にて修正が行われた。さらにバグフィックスなどが行われた「同1.831」が1月31日に公開されている。

(Security NEXT - 2017/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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