Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「NEXON」装うフィッシング、「会員登録情報変更通知メール」で不安煽る

オンラインゲーム「NEXON」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。メールには複数種類の文面が用いられているという。

「NEXON」を装ったメールで「パスワード盗用」や「ログイン試行が行われた」などと不安を煽り、誘導先の偽サイトでアカウント情報を騙し取るフィッシング攻撃が発生しているもの。

フィッシングメールとして、複数の文面が確認されており、「会員登録情報変更通知メール」を装うケースでは、「ワンタイムパスワードの会員登録情報が変更された」などと騙していた。

また「異常な回数のログイン試行がありました」との件名で流通しているメールでは、「第三者から不正なアカウント利用を狙われている可能性がある」などして偽サイトへ誘導している。

同協議会によれば、誘導先として3種類のURLが確認されている。フィッシングサイトは稼働しており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃も含め、誤ってアカウント情報を送信しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD