Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「McAfee VirusScan Enterprise for Windows」に脆弱性 - 対策方法は不明

「McAfee VirusScan Enterprise for Windows」に脆弱性が含まれていることがわかった。対策方法はわかっておらず、セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

同製品に、NULLポインタ参照の脆弱性が含まれていることが判明したもの。一部ブラウザにおいて、ライブラリファイルを読み込む際にクラッシュし、コードが実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。

「同8.8 patch 4」から「同8.7i」までが影響を受けることが判明しているが、他バージョンについても影響を受けるおそれがあるという。修正プログラムや回避策などはアナウンスされておらず、セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開