NETGEARの複数ルータに脆弱性 - コード実行のおそれ
NETGEARが提供するルータにコマンドインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性の影響を受けることが判明しているのは、「同R8000」「同R7000」「同R6400」。これら以外の同社製品が影響を受ける可能性もあるという。脆弱性が存在した場合、LAN内部より特定のURLへアクセスするだけで、管理者権限によりコマンドを実行されるおそれがある。
脆弱性を修正したファームウェアや修正パッチは用意されておらず、セキュリティ機関では、回避策としてこれら機器のウェブサーバを無効化したり、脆弱性を修正したファームウェアがリリースされるまで製品の使用を一時中止するなど、対策を講じるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ
月例アドバイザリを公開、「クリティカル」含む新規16件 - SAP
OpenTextの監視ツールに脆弱性 - 権限昇格やPW不正変更のおそれ
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
Adobe13製品にアップデート - クリティカル脆弱性を修正
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応