「Cisco Firepower」の管理ツールに深刻な脆弱性
Cisco Systemsが提供するセキュリティ対策製品「Cisco Firepower」の管理ツールに深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。
「Cisco FirePOWER」の管理ツールである「Cisco Firepower Management Center」や、「FirePOWER」を搭載したファイアウォール「Cisco Adaptive Security Appliance 5500-X with FirePOWERシリーズ」の認証処理に脆弱性「CVE-2016-1457」が明らかとなったもの。
細工したHTTPリクエストを受信すると、リモートよりルート権限でコードを実行されるおそれがある。影響を受けるのは、「同5.4.0」「同5.3.1}「同5.3.0.4」「同5.2.0}「同4.10.3.9」で、同社は重要度を「深刻(Critical)」とレーティングした。
同社は、「同6.0.0」「同5.4.1」「同5.4.0.1」「同5.3.1.2」にて、今回の脆弱性に対応しており、アップデートを検討するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/08/25 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消