SymantecのIoT向け製品などに脆弱性 - アップデートが修正
IoT向けセキュリティ対策製品「Symantec Embedded Security」など、Symantecが提供する複数製品に脆弱性が含まれていることがわかった。
影響を受けるのは、エンドポイントや組み込み機器を保護する「Symantec Embedded Security:Critical System Protection(SES:CSP)」や「同for Controllers and Devices」のほか、「Symantec Critical System Protection(SCSP)」「Symantec Data Center Security Server Advanced Server(DCS:SA)」などの製品。
SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2015-8157」をはじめ、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2015-8798」「CVE-2015-8799」、引数が挿入可能となる「CVE-2015-8800」などが判明した。悪用されるとセキュリティ機能がバイパスされたり、認証なしにアクセスが可能となるおそれがある。
同社は、製品の利用者に対して脆弱性を解消したアップデートの提供を開始している。
![20160613_sy_001.jpg](/images/1606/20160613_sy_001.jpg)
影響を受ける製品やバージョン(表:Symantec)
(Security NEXT - 2016/06/13 )
ツイート
PR
関連記事
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加