Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware vCenter Server」に反射型XSSの脆弱性

「VMware vCenter Server」の一部バージョンに、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性に対応したアップデートが提供されている。

「vSphere Web Client」において、Flashパラメーターインジェクション(FPI)による反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2016-2078」が含まれていることが判明したもの。「vCenter Server 6.0」「同5.5」「同5.1」のWindows版が影響を受ける。Linux版は含まれない。

VMwareでは、最新版となる「vCenter Server 6.0 update 2」「同5.5 update 3d」「同5.1 update 3d」の提供を開始している。

(Security NEXT - 2016/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開