Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2月の月例パッチで修正されたIE脆弱性 - 報告国内から

マイクロソフトが2月の月例セキュリティ更新プログラム「MS16-009」で修正した一部脆弱性が、国内より報告を受けたものであることがわかった。

問題の脆弱性は、「Internet Explorer」においてクロスドメインポリシーを回避される脆弱性「CVE-2016-0069」。悪用されるとURLの情報を取得されるおそれがある。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同脆弱性は、セキュアスカイ・テクノロジーの長谷川陽介氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもの。修正にあたりJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施したという。

(Security NEXT - 2016/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正