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Apple、「iOS 9.2」を公開 - 脆弱性50件を修正

Appleは、同社スマートデバイス向けに最新OSとなる「iOS 9.2」を提供開始した、CVEベースで50件の脆弱性を修正している。

今回の更新は、機能強化にくわえて、カーネルにおける複数の脆弱性をはじめ、あわせて50件の脆弱性を修正するアップデート。

SSLハンドシェイクに存在する脆弱性によりメモリ破壊が生じ、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2015-7073」や、ユーザーのキーチェーンへ不正なアプリケーションによってアクセスされる脆弱性「CVE-2015-7058」などを解消した。

さらに「WebKit」や「Safari」「Siri」のほか、「iBook」「Photos」といったアプリ、画像処理、サンドボックス、ローンチサービス、アーカイブなど多岐にわたる修正を行っている。

(Security NEXT - 2015/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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