はまぎん装うフィッシングに注意 - 他行攻撃の文面を使い回し
横浜銀行の利用者を狙うフィッシング攻撃が発生している。11月下旬に発生した住信SBIネット銀行を装うフィッシング攻撃と同様の文面を用いていた。
問題のフィッシングメールは、セキュリティ対策のために更新が必要などと騙し、偽サイトへ誘導するもの。
11月30日に確認された住信SBIネット銀行を装うフィッシング攻撃と同じ文面で、機械翻訳が利用されたとみられる不自然な言い回しが含まれる。
またいずれの攻撃も、誘導先となるフィッシングサイトのサブドメインに、正規サイトのドメインと同じ文字列が入れるなど、ソーシャルエンジニアリングを用いていた。
フィッシング対策協議会によれば、フィッシングサイトの稼働を17時の時点で確認しており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。
同協議会では、誤って情報を送信しないよう注意を呼びかけるとともに、類似した攻撃について情報提供を呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/12/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応