住信SBIネット銀の利用者を狙うフィッシング
住信SBIネット銀行のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。
フィッシング対策協議会によれば、「住信SBIネット銀行より大切なお知らせです」などといった件名で、情報を詐取するために設置した偽サイトへ誘導するメールが送信されているという。
確認されたメールの本文は、セキュリティ対策のために更新が必要などと騙す内容。しかし、文面を見ると、「システムが安全性の更新がされたため、お客様はアカウントが凍結?休眠されないように、直ちにアカウントをご認証ください」など、機械翻訳が利用されたとみられる不自然な言い回しも含まれる。
誘導先のフィッシングサイトは、11月30日の時点で稼働が確認されており、同協議会では、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃含め、注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
