Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NVC、疑似攻撃によるウェブサーバの脆弱性診断サービス

ネットワークバリューコンポネンツ(NVC)は、ウェブサーバの脆弱性を診断するサービス「Web Server Vulnerability Diagnostic Service」を7月より提供開始する。

同サービスは、疑似攻撃を実施し、ウェブサーバの安全性を診断するもの。OWASP(The Open Web Application Security Project)やWASC(Web Application Security Consortium)によって危険性が高いとされる脆弱性について、指定したウェブサーバへ外部から2回わたりスキャンを実施。診断結果を速報と詳細な報告書の2段階で提供する。

アドバンスサービスではこれにくわえ、顧客環境の内部にスキャナを設置して診断を2回実施することで、実施前後の改善度合いを確認できるとしている。スキャンエンジンは、NSFOCUS製診断ツール「WVSS」を使用する。

価格は、外部からのスキャンのみのスタンダードが21万6000円。アドバンスが32万4000円。同社は初年度に5000万円の売上を目指し、サービスを展開していく。

(Security NEXT - 2015/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「SecureAge Security Suite」に深刻な脆弱性 - アップデートを
ネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性
「OpenVPN」に深刻な脆弱性 - 2024年6月の更新で修正済み
Xerox製印刷ワークフロー管理ソフトに複数の脆弱性
SonicWall製ファイアウォールに脆弱性 - 認証回避や権限昇格のおそれ
プラネックス製ルータ「MZK-DP300N」にXSS脆弱性
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁
HPE Arubaの無線LAN変換ブリッジに脆弱性 - PoC公開済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開
Palo Altoの「Expedition」に複数脆弱性 - 2024年末にEOL