デル製PCでMS月例パッチ適用後に不具合 - 画面固まりログインできず
デル製のパソコンで、マイクロソフトが公開した5月の月例セキュリティ更新プログラムの適用により、一部で不具合が生じていることがわかった。同社では暫定的な対策方法を公開している。

デルでは暫定対策をアナウンスしている
5月13日にマイクロソフトが公開した月例セキュリティ更新プログラムを適用すると、OSが起動しなくなったとの問い合わせが寄せられているのを受け、同社で暫定的な対策を公開したもの。「Windows 7」「同8.1」の64ビット環境が影響を受けるという。
現時点では、「Windowsを再開しています」や「Windows 7」との表示とともに青い画面のまま固まり動かなくなるケースや、壁紙のみ表示されるケースがあるほか、OSへのログイン画面が表示されず起動ができない、パスワードを入力する前の状態で止まる、といった現象が確認されている。
同社では暫定的な対策として、「Windows再開ローダー」からシステムを再開する方法を紹介。またWindows Updateの自動更新を無効にし、パッチの適用をいったん保留にする方法なども紹介している。
(Security NEXT - 2015/05/15 )
ツイート
PR
関連記事
2月のMS月例パッチがリリース - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
MS、2024年最後の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性も修正
MS、月例パッチで脆弱性90件を修正 - すでに2件は悪用済み
QNAP製NAS向けの複数ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
7月修正の「SharePoint」脆弱性、悪用が発生 - 米政府が注意喚起
MS、10月の月例セキュリティ更新を公開 - 脆弱性118件に対応
9月のMS月例パッチで「悪用なし」の脆弱性 - 7月以前に悪用
MSが月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性含む79件に対応
MSが月例パッチを公開、多数脆弱性を修正 - すでに6件で悪用
「Hyper-V」や「HFS」など脆弱性3件の悪用に注意喚起 - 米政府