4月中旬よりフィッシング増加 - 「.cn.com」ドメインを使用
4月中旬よりフィッシング攻撃の増加を観測しているとして、警察庁が注意を呼びかけた。偽装する金融機関のバリエーションも増えている。

観測数の推移(グラフ:警察庁)
同庁の観測では、1月中旬ごろに複数の攻撃を確認後、しばらく攻撃が収まっていたが、4月15日ごろより再び攻撃の増加を観測しているという。
今回観測した攻撃では、ドメインに「.cn.com」を使用。ひとつのサーバで複数のサイトを公開したり、同じドメインを利用しつつも、サーバのIPアドレスを変更するといった特徴が見られたという。
また従来は「三菱東京UFJ銀行」を偽装するケースが目立ったが、「新生銀行」や「セブン銀行」など、攻撃対象とする金融機関が拡大している。
(Security NEXT - 2015/04/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
