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4月中旬よりフィッシング増加 - 「.cn.com」ドメインを使用

4月中旬よりフィッシング攻撃の増加を観測しているとして、警察庁が注意を呼びかけた。偽装する金融機関のバリエーションも増えている。

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観測数の推移(グラフ:警察庁)

同庁の観測では、1月中旬ごろに複数の攻撃を確認後、しばらく攻撃が収まっていたが、4月15日ごろより再び攻撃の増加を観測しているという。

今回観測した攻撃では、ドメインに「.cn.com」を使用。ひとつのサーバで複数のサイトを公開したり、同じドメインを利用しつつも、サーバのIPアドレスを変更するといった特徴が見られたという。

また従来は「三菱東京UFJ銀行」を偽装するケースが目立ったが、「新生銀行」や「セブン銀行」など、攻撃対象とする金融機関が拡大している。

(Security NEXT - 2015/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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