WP人気SEOプラグインにブラインドSQLiやCSRFの脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向け提供されているプラグイン「WordPress SEO by Yoast」において複数の脆弱性が修正された。
同製品は、WordPressにおいてサーチエンジンに対する最適化(SEO)機能を提供する人気プラグイン。今回明らかとなった脆弱性は、WPScanの開発メンバーが発見、報告したもので、実証コードも公開されている。
一部ページに、ブラインドSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2015-2292」やクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2015-2293」が存在。これらを組み合わせ、WordPressの管理画面へログインしたユーザーに、攻撃者が用意したサイトを訪問させたり、細工したリンクをクリックさせることで、ブラインドSQLインジェクション攻撃が実行されるおそれがある。
開発元では、脆弱性を修正した「同1.7.4」を用意。提供を開始している。
(Security NEXT - 2015/03/20 )
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