MS、月例パッチで動作重くなる問題に修正プログラムで対応
Microsoftは、3月の月例セキュリティ更新「MS15-020」で提供した一部プログラムにおいて不具合が発生しているとして、修正プログラムを公開した。
「MS15-020」において提供された「3033889」は、Windowsテキストサービスにおいてリモートでコードが実行される脆弱性「CVE-2015-0081」を修正するプログラム。同プログラムを「Windows 8」「同8.1」「Windows Server 2012」「同R2」に適用すると、日本語IME環境下でExplorerの動作が重くなったり、応答しなくなるといった不具合が生じていた。
今回の問題を受け、同社ではサポート情報として「KB3048778」を公開。同ページより修正プログラムをダウンロードすることができる。
(Security NEXT - 2015/03/19 )
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